「家族の名において」以来、2年ぶりのドラマ出演となったソン･ウェイロン。
『君子盟 A League of Nobleman』は、ベストセラー小説「張公案」が原作のサスペンス時代劇です。
もともと「張公案」というタイトルだったようですが、ブロマンス規制に引っかかってしまい、問題になりそうな描写を削除、タイトルも『君子盟』に変えて、ようやく審査を通過したという作品です。
ソン･ウェイロンやジン･ボーランといったイケメンが主演を務めており、どんなドラマか気になっている方も多いのではないでしょうか？
こちらの記事では、これから『君子盟 A League of Nobleman』を観ようと思っている方に向けて、あらすじ、キャスト、相関図をまとめています。
『君子盟 A League of Nobleman』作品概要
- 制作：2020年｜中国
- 原題：君子盟
- 原作：張公案（大風颳過 著）
- 脚本：李林、李琼、苏明
- 監督：楊帆、賈小熊
- エピソード数：全29話
ストーリー
礼部侍郎の蘭珏（ジン･ボーラン）は、ある事件をきっかけに優れた洞察力を持つ張屏（ソン･ウェイロン）と出会います。
2人の間には誤解が生じたものの、利害が一致した張屏は、蘭珏の事件の解決に向けて協力することに。
そんな中、張屏は思いがけず蘭珏の秘密を知ってしまいますが、これをきっかけに、2人は強い絆を築いていきます。そして、共に難解な謎を解き明かし、腐敗した官僚たちを一掃することを決意します。
相関図
相関図はこのようになっています。↓
出典：baidu
『君子盟 A League of Nobleman』のキャスト
ソン･ウェイロン：張屏(ジャンピン) 役
西川郡出身の貧しい孤児。会試で3位になり、科挙を受けるために都へ来ました。当面のところ、路上で麺を打って生計を立てています。
並外れた洞察力を持ち、謎解きや陰謀の真相に迫ることに長けています。
実直な性格で、頭が切れる反面、礼儀作法に疎く、おせっかいな一面もあります。
ソン･ウェイロン(宋威龍)
1999年3月25日生まれ(25歳)。遼寧省大連市出身。185cm。
出演作：「働く女子流ワタシ探し」「鳳囚凰 〜陰謀と裏切りの後宮〜」など
ジン･ボーラン：蘭珏(ランジュ) 役
礼部侍郎。字は佩之。
品行方正で、都にいる書生たちは門下生になりたがっています。
実は誰にも言えない秘密を隠しています。
ジン･ボーラン(井柏然)
1989年4月19日生まれ(35歳)。遼寧省瀋陽市出身。
代表作：「理想照耀中国」「賀頓的小可樂」など
グオ･チョン：陳籌(チェンチョウ) 役
張屏と同鄉の友達。都の情報通
貧しい生活から抜け出そうと劇団と関わったことで、殺人事件に巻き込まれてしまいます。
グオ･チョン(郭丞)
1994年8月18日生まれ(29歳)。四川省出身。182cm
代表作：「陳情令」「鳳舞伝」など
ホン･ヤオ：王硯 役
字は墨聞。刑部侍郎。蘭珏の同僚
伴月楼で起こった殺人事件をきっかけに、蘭珏を通して張屏を知り合います。
ホン･ヤオ(洪堯)
1992年3月19日生まれ(32歳)。河南省鄭州市出身。182cm。
出演作：「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」「コウラン伝 始皇帝の母」など
『君子盟 A League of Nobleman』第1話のあらすじネタバレ
越梁国の商人・洪羅は各国を渡り歩いて情報を売買しています。礼部侍郎の蘭珏（ジン･ボーラン）は、洪羅から密書を奪い返さなければならない訳があり、洪羅の動向を探っていました。
密書は洪羅の帯の中に隠されていると分かったものの、洪羅は警戒心が強くて、なかなか密書を奪うことができません。
そこで蘭珏は、路上で麺を売っている張屏（ソン･ウェイロン）に麺を届けさせ、ひと悶着が起きた隙に密書を奪い取ることに成功します。
一方、代金をもらっていない張屏は犯人を探し始め、蘭珏が密書を奪ったと突き止めます。しかし、蘭珏は決して認めようとしないので、張屏はさらなる証拠を見つけようと、蘭珏が開いた宴に紛れ込みます。
すると、芝居の最中に役者が吊り上げられて放火され、垂れ幕に「腐敗した役人が国をおとしめる」と血で書かれたメッセージが現れます。この一連の事件前には、蘭珏の密書が何者かに盗まれていました。
一体、誰の仕業⁈というところで1話は終わります。
張屏の洞察力が半端ない
張屏はお金に困っていることもあり、麺のお代を取り戻そうと推理を始めます。洪羅の帯にあった引っ掻き傷や、客の袖についた油の匂いなど、その場のあらゆる状況から推理して、密書が入っていた珠子を見つけ出します。
犯行は数人の連携によるものと分かりますが、それを指示した人物は馬車で逃走。その後、その馬車はおとりだったと見抜いて、馬車の車輪に付いていた染料や、蘭珏の屋敷にあった薬の煎じカスなど、証拠を押さえますが、蘭珏は自分が犯人だとは認めません。
実は観てるこちら側は、蘭珏が犯人だと最初から分かってるのですが、張屏の洞察力のすごさと推理の過程が見られます。
蘭珏が密書を盗んだ訳
なぜ蘭珏が密書を盗もうとしたのかは、冒頭で明かされています。
蘭珏が南棟国に書いた密書を郭允に買われてしまうと、敵国と共謀していたと訴えられてしまうから。郭允は蘭珏と礼部侍郎の地位争いをしていて、蘭珏を亡き者にしたいようです。
蘭珏が本当に敵国と共謀しているのか、密書を描いた目的は何なのかは、1話では分かりません。
珠子の行方と殺人事件の犯人は？
蘭珏が開いた生誕会の最中に、密書が盗まれて殺人事件が起こりました。
蘭珏が密書を隠していた場所には「お前の罪を暴いてやる」と手紙が残されていました。張屏の仕業かと思わせつつ、芝居中に起きた殺人事件は別の人物によるもので、2話以降では皇太后も巻き込んで犯人捜しが始まります。
見つかった密書には、蘭珏に罪を着せるための計略があったり、血で書かれた例のメッセージが次々と届いたりして、この先の展開が気になって仕方がありません！
以上、『君子盟 A League of Nobleman』の見どころ・あらすじ・相関図・登場人物・キャストをご紹介しました。