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華流ドラマ『花間令』はどんなドラマ?あらすじ・キャスト・登場人物・相関図のまとめ

中国ドラマ 花間令

©Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd.

ジュー・ジンイーとリウ・シュエイー主演の中国ドラマ『花間令』は、殺害された花嫁の死に隠された秘密を解き明かす、ミステリー時代劇です。

黒幕は意外な人物でしたが、その黒幕を暴いて亡き者にしようとする卓瀾江(リー・ゴーヤン)が特に印象的でした!

この記事では、これから『花間令』を観ようと思っている方に向けて、あらすじ、キャスト、相関図、ドラマの感想&見どころをまとめています。

『花間令』作品概要

  • 制作:2023年|中国
  • 原題:花间令 In Blossom
  • 脚本:于海林、鐘静
  • 監督:鐘大青
  • エピソード数:全32話
  • ジャンル:古装劇、ミステリー、ロマンス
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あらすじ

では、『花間令』のあらすじから見ていきましょう。

不正はびこる街・禾陽で埋葬屋として働く楊采薇ヤンツァイウェイは、顔に大きな切り傷があり、街では醜女と呼ばれて敬遠されています。

そんな楊采薇に思いを寄せるのが、女性に人気の県令・潘樾パンユエ。突然姿を消した幼馴染の楊采薇をずっと探し続けていました。

2人は晴れて結婚する運びになりますが、あろうことか結婚式の夜に悲劇が起こります。花嫁が何者かに殺されて、潘樾が花嫁を殺害したのではないかという疑惑が浮上します。

そうして楊采薇が蘇り、復讐に燃える一方、潘樾と事件の捜査に協力するうち、隠された陰謀を知ってしまい…

相関図

花間令 相関図

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『花間令』のメインキャスト

ジュー・ジンイー:楊采薇/上官芷 役

花間令 ジュー・ジンイー

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上官芷(ジャングァン・ジ):
潘樾に片思い。振り向いてもらおうと、痛みに耐えて完璧な容姿を手に入れました。潘樾が楊采薇と結婚すると知ると、彼女に成り代わって嫁ごうと企みましたが、顔を変えたことで楊采薇と間違われ、何者かに殺害されてしまいます。

楊采薇(ヤン・ツァイウェイ):
前廷尉・楊濟安の娘。父親が濡れ衣を着せられ、強盗に襲われて両親は亡くなりました。采薇は顔を切りつけられたものの、辛うじて生き延び、逃れた禾陽で蒙姜に引き取られて、検視官の補佐に。しかし、師父の世話をするため引退し、埋葬屋で面倒をみています。

潘樾の幼なじみ。結婚式の前日、上官芷に誘拐されて顔を替えられ、飛び降り自殺したことにされます。犯人捜しのために、上官芷に成りすますことに。事件当時の様子から潘樾が犯人ではないかと疑い、本性を暴こうとします。

ジュー・ジンイーのプロフィール

ジュー・ジンイー(鞠婧禕)
1994年6月18日生まれ(30歳)。四川省遂寧市出身。159cm。
出演作:「如意芳霏~夢紡ぐ恋の道~」「新・白蛇伝~千年一度の恋~」など

リウ・シュエイー:潘樾(パン・ユエ) 役

花間令 リウ・シュエイー

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潘廷尉の庶子。潘檜の兄。御史から禾陽の県令に。

楊采薇の幼なじみ。先帝から楊采薇と婚約を賜りました。

10年前に行方不明となった楊采薇を探し続け、禾陽で再会。ついに結婚式を迎えたものの、楊采薇が殺害されてしまいます。犯人は上官芷ではないかと、事件の真相究明に乗り出します。

上官芷と共に捜査をしているうちに、上官芷は楊采薇だと確信しますが、楊采薇が危険にさらされないよう黙認しています。

リウ・シュエイーのプロフィール

リウ・シュエイー(劉學義)
1990年7月6日生まれ(34歳)。山東省青島市出身。183cm
出演作:「長風渡~運命の糸~」「少年歌行」など
 リウ・シュエイーの出演ドラマ一覧

リー・ゴーヤン:卓瀾江(ジュオ・ランジャン)/阿江 役

花間令 リー・ゴーヤン

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銀雨楼の少主。卓山巨の子。父親が抗争で命を落とし、官吏の道を諦めて銀雨楼を継ぎました。

集団墓地で楊采薇に助けられて親友に。楊采薇が死んだと聞いて、初めて自分の気持ちに気付きます。

リー・ゴーヤンのプロフィール

リー・ゴーヤン(李歌洋)
1997年7月31日生まれ(27歳)。浙江省台州市出身。187cm
出演作:「ロマンスの方程式」「待って、私の青春」など

ウー・ジアイー:白小笙(バイ・シャオシェン) 役

花間令 ウー・ジアイー

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早くに父親を亡くし、10歳の時に母親に売られました。逃げ出して物乞いになり、その後、街で商売を始めました。

楊采薇の親友で、苦楽を共にしてきた仲。信用できるのは楊采薇とお金だけ。強くて自分を信じてくれる卓瀾江に心を寄せるようになります。

ウー・ジアイーのプロフィール

ウー・ジアイー(呉佳怡)
1995年12月1日生まれ(28歳)。黒龍江省出身出身。166cm。
出演作:「烈火軍校」「大唐流流~宮廷を支えた若き女官~」など

その他 登場人物

上官蘭(ジャングァン・ラン):
京城首富。上官芷の兄。妹思いで甘やかし気味。妹は殺され、上官芷は楊采薇だと聞いて打ちのめされたが、捕らわれた楊采薇を助けるため一肌脱ぐ

阿澤(アズ):
潘樾の侍衛

凌児(リンア):
上官芷の侍女。料理上手。最初から上官芷が別人だと気づいていたが、黙って給仕

楊済安(ヤン・ジアン):
楊採薇の父親。前廷尉。敵国と共謀している高官がいると告発状を受け、捜査に出た後、濡れ衣を着せられて降格され、妻共々強盗に殺害される

潘瑾:
廷尉。潘樾の父親。楊済安の補佐をしていた。10年前、楊採薇が助けを求めに来たが、門前払いした

潘桧(パンフイ):
潘廷尉の次男。潘樾の弟。群主との縁組みを潘樾に邪魔される。上官芷は楊采薇だと噂を流す

卓山巨(ジュオ・シャンジュ):
禾陽の四大宗族・銀雨楼の楼主。卓瀾江の父親。3年前、金水幫に火をつけられて死亡したと言われるが、実は息子を守るために、死んだふりをして影で働く

蔡升(ツァイ・シェン):
四大宗族・生死坊の坊主。脱獄囚で情け知らず。生死坊を買い取り、禾陽で二番目の有力者に

顧雍(グ・ヨン):
四大宗族・済善堂の堂主。血剣の使い手。人探しという名目で人殺しを請け負い、ある組織のために口封じも行う。10年前、盗賊の仕業に見せかけて楊一家を殺害

青帝(チンディ):
四大宗族・百花宮の宮主。都の高官に歌妓を送るために優秀な人材を育成。顧雍のバックの力を突き止めるため潘樾に協力。過去に起きた事件に間接的に関与

孫震(スン・ジェン):
銀雨楼の大堂主。卓山巨の養子。新鄭書院の管理者。卓瀾江に逆らうことがあるのは、卓山巨に従っているため

皇后:
郡主の義母

劉箐(リウチン):
長楽郡主。皇后の義女。朝廷にいる密偵を一掃させるため潘樾と縁組み

賈荃(ジャ・チュエン):
太尉。洛西の姜族出身。金水幫を乗っ取り岩塩を密輸。軍事力を掌握し、姜族に侵略させた

劉笎:
賈夫人。劉箐の姉

 

『花間令』第1話のあらすじ・ネタバレ

では、第1話のあらすじを見ていきましょう。

潘樾が禾陽へ

群主と弟の縁組みを台無しにして父親の怒りを買った潘樾。庶子の潘樾は、父親と弟とはずっと不仲でしたが、10年も楊采薇を探し続ける潘樾に愛想を尽かした父親は、楊采薇の居場所を教える代わりに潘樾を勘当します。

一方の楊采薇は、禾陽という街で遺体処理を行いながら、正気を失った師父の世話をしていました。

呪われた太鼓の噂

李家で殺人事件が起こり、遺体の回収を命じられた采薇は、そこに倒れている大量の遺体を見て違和感を覚えます。何かに苦しめられて自殺した可能性があるのです。

采薇が役人にそう訴えても、噂になっている怨霊の仕業だと決めつけます。巷では、行商人の太鼓が鳴ると怨霊が命を狩り始めると噂されているからです。

銀雨楼の堂主が絡んでいることもあり、役人たちは事件を早く片付けようと、采薇に罪をなすりつけます。

采薇と再会する潘樾

役人に拷問される采薇を助けに来た潘樾。潘樾は采薇との再会を喜びますが、采薇は自分に気づかず、さらには人違いだと突き放します。

そこで潘樾は証拠として、采薇が身に着けていた玉牌は知人のものだと伝えます。すると、采薇は拾ったものだからと玉牌を池に捨ててしまいます。

楊采薇が刺客に襲われる

その夜、李家で楊采薇が遺体を検視してみると、毒殺だと判明します。しかし、食べ残しを調べても毒は入っていません。

すると、どこからともなく太鼓の音が聞こえてきて、楊采薇と潘樾は刺客に襲われてしまいます。

刺客が落とした玉牌は銀雨楼のものでした。

潘樾が出した2つの条件

潘樾の助けにより、その場から逃れることができた楊采薇。

潘樾はそのまま楊采薇と禾陽を離れるつもりでしたが、楊采薇は逃げたら殺人犯にされるからと逃げることを拒否。

潘樾は仕方なく楊采薇を助ける代わりに、2つの条件を出します。

1つ目は、捨てた玉牌を探すこと。2つ目の条件は、犯人が見つかってから教える、ということで2話におあずけ…

この後の展開はだいたい想像がつくとは思いますが、期待が膨らみますよね!

2話では、結婚の申し出に応じた楊采薇が、上官芷に誘拐されてしまい、顔を変えられるはめに。

一方、潘樾は結婚した相手がまさか顔を変えた上官芷だとは思いもよらず...

『花間令』の感想・見どころ

第1話を観ただけではガチガチのミステリーものと思ってしまいがちですが、検視がメインのドラマではありません。

上官芷に成り代わった楊采薇が潘樾と捜査を始めるのですが、最初のうちはお互いに犯人じゃないかと疑いながら、真相を明かそうとします。上官芷は検視の知識を使って自分の潔白を証明し、そうしてるうちにお互いの疑念は晴れて、潘樾も上官芷は楊采薇なんじゃないかと薄々感じ始めます。

そして、事件に隠された陰謀に気づいた頃、銀雨楼の少主・卓瀾江が捜査に加わり、一緒に黒幕を暴こうと一致団結。楊采薇の殺害事件には銀雨楼も絡んでいて、卓瀾江は自分の父親の敵を討ちたいからなんですが、銀雨楼の力を借りて黒幕を知る人物を次々と探し当てます。でも、口を割る人がいないんですね~。とても手に負える人物ではないとみんな言ってて、卓瀾江も敵を討つのに一苦労します。どれだけの大物かと思ってたのですが、黒幕を明かされたら「えっ?」という感じで、ちょっと期待外れでした。でも、重大な証拠を卓瀾江が探し当て、その在りかを楊采薇たちに知らせるまでの過程は涙を誘います!

このドラマで一番気になったのは、上官芷の顔に替えられた楊采薇が、どうやって事実を公表するのかという点だったのですが、楊采薇は友達の小笙と卓瀾江、あと師父には明かしていたものの、潘樾やほかの人には黙っていて、潘樾はある事をきっかけに上官芷が楊采薇だと確信します。そこからどうなるのかと思ってたら、群主の死と重なって、さらに上官芷のお兄さんが意外な行動に出たことで、サラッとスルーしたような感じでした。そんなお兄さんは、あれだけ妹を溺愛してるのに中身が違うことに気付いてなかったんですが、真実を聞かされてショックを受けつつ、楊采薇が捕まって大ピンチの時、助けるために使った手段は衝撃的でした。

そんな感じで、次々と起こる事件はミステリーとして面白かったのですが、最終回の最後がよく分からない…。令牌をコンプリートして紋様が出来上がって終わるのですが、あの令牌の裏の数字の意味が分からず、ちょっとモヤモヤしています。

 
以上、『花間令』の見どころ・あらすじ・相関図・登場人物・キャストをご紹介しました。

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