華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第22話・第23話のあらすじ・ネタバレです。
第22話 油断ならない敵
司籐と秦放は白英の行動を予測して、白英が乗り移ったと思われる女性に直接会いに行きます。しかし、白英はすでに別の人間に乗り移っていました。
女性の自宅前で待っていた福瑞は、師匠の丘山と再会します。司籐を追っていた丘山は、白英の力は司籐の力を上回っており、司籐が白英との合体を拒んだので、1人ずつ倒すしか方法はないと言います。
一方、白英は現代社会になじんでいました。偶然、白金が視聴者と話している所に居合わせた白英は、白金の口から司籐の名前を聞きます。白英は白金に接近し、これまでに懸門と司籐に起きたことを聞き出します。
その後、姿を消していた福瑞が戻ってきて、秦放は安堵しますが、福瑞は師匠の言いつけを守って、丘山と再会したことは黙っておきます。
第23話 危機迫る
丘山と司籐がついに対面します。なぜ自分を作ったのかと尋ねる司籐に、人の姿にして育てたことを後悔していると答える丘山。丘山は苅族と人間は共存できると信じていたのに、苅族に裏切られ、屈辱を与えられたと恨んでいます。これに対し司籐は、虐待されたにも関わらず、この世に出してくれたと感謝し、丘山を許します。丘山は無情なのは自分で、信義に背むいたと気づかされます。
一方、白金から現代の司籐の様子を聞いた白英は、秦放の存在を知ります。秦放は白英の騙しに遭い、渡り廊下から落下して意識不明の重体に。病院へ駆けつけた司籐が秦放に力を送るも入っていきません。秦放の頭の中を探ってみると、白英の子孫ではなく、どうやら擎天樹の子孫のようです。
白英は司籐より7年長く人間の姿でいたので、その間に2人に差が生じたと推測する司籐は、白英の尻ぬぐいをしようと、蒼鴻と王乾坤を呼び出していました。
第22話・第23話の感想
丘山の過去
丘山はとにかく司籐を始末しようと躍起になっていますが、どうして苅族を恨んでいるのか明らかになりました。若い頃、苅族の娘・長生と恋したものの、懸門の宝を盗まれ、師たちを殺害されるという悲惨な目に遭っていたんですね。それで苅族を憎み、司籐に対して八つ当たりを超えた扱いをします。
15年ぶりに丘山と再会した福瑞。最初は本人か疑っていた福瑞でしたが、“阿福”と呼ばれて師匠だと確信。なぜ捨てたと師匠に泣きすがります。以前、志剛が初対面の福瑞を“阿福”と呼んでましたが、師匠の仮の姿だからだったんですね。司籐は人を傷つけないと福瑞が擁護しますが、苅族となれ合うなと言い、懸門の技を教えなかったのを司籐のせいにする丘山でした。
復活した白英
現代社会になじむのが早い白英ですが、昔の記憶がよみがえるのか、白金を邵琰寛と混同して、浮気をしたと白金の腕を折る始末。これは邵琰寛への愛が強いからなんでしょうが、愛が報われなかった自分とは違って、司籐は秦放と仲睦まじい様子なので嫉妬心メラメラに。
この白英役は「独孤伽羅」で曼陀を演じていた女優さんですが、この手の役を演じさせたら右に出る人はいないと思うくらいはまり役、というか男に色目を使って権力に執着する役しか見たことがないかも。
以上、『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第22話・第23話のあらすじ・ネタバレでした。