華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第24話・第25話のあらすじ・ネタバレです。
第26話 緻密な計略
司籐が白英の記憶を覗きます。昔、資金繰りが苦しくなった邵琰寛は、丘山に協力する代わりに、華美繊維工場の再興を手伝わせました。邵琰寛の裏切りを知った白英は、分身の司籐が再び息を吹き返すよう、緻密な計略をめぐらせます。
白英は擎天樹の血で司籐を蘇らすために、変異した子孫の赤ちゃんを奪って秦来福に養育させ、司籐の亡骸は賈三が守るよう約束させました。そうして出産した白英は子供を奪われ、消滅させられます。この時白英は70~80年後に必ず戻ってくると固く誓ったのです。
白英は司籐の忠告を聞かなかったと反省したそぶりを見せ、司籐が油断した隙に爻水を発射させます。徐々に力を奪われていく司籐がとうとう目を閉じてしまった時、丘山が現れます。白英と激戦が繰り広げられる中、意識を失っていた秦放が覚醒します。すると、司籐が白英を連れ去ります。
司籐は白英と森の中にいました。爻水をかけられた司籐は、もはや白英と合体できませんが、丘山とはケリをつける必要があると、白英と力を合わせることに。
ついに丘山と対面した司籐と白英は、2人掛かりで丘山を籐で縛り上げますが、丘山の”第三の雷”には苦戦を強いられます。
一方、七星石盤を使って司籐の居場所を突き止めた秦放と福瑞は、結界が張られて司籐に近づくことができません。
第27話 想いがある限り
激しく戦った丘山と白英、そして司籐。丘山は過去に愛した苅族の長生に言われた「相手を悪と決めつけ、孤独で偏見に縛られたあなたが死ぬ前に会いたいのは誰?」という言葉を回想しながら滅んでいきます。白英は、邵琰寛との悪縁でお互いが不幸な人生を送ることになったと受け入れ、これが自分の最期だと散っていきました。
突然結界が解け、秦放は司籐の元へ急いで駆けつけます。司籐は遠くに見える秦放に手を伸ばしますが、届かぬまま滅んでいきす。それを見た秦放は、司籐の名を叫んで倒れてしまいます。
擎天樹の下で司籐と向かい合う秦放。約束はすべて果たし、籐に戻ると司籐が告げます。本当は変異を望んでいると悟った秦放は、変異する方法を考えると伝えると、安堵した司籐が籐へ戻っていきます。しかし、これは秦放の夢でした。
秦放が目覚めたのは病室でした。退院した秦放は、また司籐と会うことを生きる目標とし、七星石盤を持って山で司籐を捜します。
そして5年の歳月が流れます。とある幼稚園の先生は、他の子と打ち解けようとしない西西の扱いに手を焼いていました。呼び出された母親の孔菁華は、西西が養子だと明かます。孔菁華は同世代の子よりも早熟な西西と関係が壊れるのを恐れていました。
幼稚園から出てくる孔菁華の様子を伺う易如。新しく養女を引き取った母親を見て、自分の死を受け入れたのだと易如は思います。
その晩、孔菁華に叱られて頬を叩かれた西西は、孔菁華が寝静まると家を出ていきます。夜道に子供が1人でいるのを見かけた秦放が声をかけると、その子の言動は司籐を彷彿とさせるものでした。
第26話・第27話の感想
散っていく司籐たち
秦放が司籐を助けに行くも間に合わず、司籐は目の前で粉々に散っていきます。あまりにも悲しすぎます。このシーンはチャン・ビンビンが実にいい演技をしていました。こうして思い出すだけでも涙が…。やっぱり司籐とは一緒になれないのでしょうか。
丘山も白英もクセが強いキャラでしたが、やっぱり滅んでいく姿は切ないです。どちらもやり残したことが多すぎ。
大人びた西西
西西の子役が可愛いですね!それに加えて大人びた芝居も上手で、司籐のようなしぐさや上から目線の言い方も完璧。
西西は司籐が変異した子なんでしょうけど、どうやって司籐として対面するのか楽しみです。西西が大きくなるまで待ってるのか、それとも擎天樹の子孫の秦放は老いないのかなど、いろいろ想像してしまいます。
以上、『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第26話・第27話のあらすじ・ネタバレでした。