華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第5話・第6話のあらすじ・ネタバレをまとめています。
第5話・第6話からの登場人物
丘山:司籐を変異させた人物。
翠蘭:黄家の当主・黄玉の娘。
沈翠翹:沈銀灯の大師匠。
第5話 一網打尽
志剛は安蔓の素性を調べていました。ダーナで秦放と知り合った趙江龍は、その後救急車で運ばれていました。趙江龍は数年前に事業で失敗し、公安の調査が入っていました。安蔓は趙江龍の愛人の一人で、本名は安小婷と判明。その頃、安蔓は自分を誘拐した男2人と一緒に、趙江龍の行方を追っていました。
一方、黄家が籐殺を解く方法を知っていると聞いた蒼鴻は、翠蘭に応援を頼んでいました。丘山が司籐を倒す時、応援を頼まれたのが黄玉で、翠蘭はその娘です。懸師たちは、乾坤に放たれた籐殺を解くための儀式を行うことに。しかし、福瑞と白金は懸門の技を持たないので締め出されてしまいます。白金は破られた技を司籐が使ったことに疑念を抱き、司籐が懸師らを1か所に集めたのは一網打尽するためだと気づきます。
その時、儀式中の乾坤の体から籐殺が放出されます。それと同時に、今度は懸師たちが籐殺を仕掛けられてしまいます。懸師たちは司籐の計略にはまり、毒に苦しみます。司籐が毒を使うことは翠蘭さえも知りませんでした。
福瑞が懸門の技を学べなかったのは、師匠の丘山が懸門に入門できなかったからでした。丘山は司籐を変異させ、意のままに利用していました。司籐は長年の恨みを晴らすため、懸師らと取引をして丘山の秘密を暴き、不意を突いて籐殺を放ちました。沈翠翹が司籐を追うも、籐殺による発作が起きて重傷を負いました。
その後、大局を悟った丘山は、司籐を己の手で葬ると誓いを立て、司籐を捜し続けました。そして懸師たちと司籐を滅ぼしたのです。丘山が司籐を変異させた方法は謎のままです。
第6話 真の狙い
懸師たちとの食事会に遅れて現れた司籐は、自分と生き写しの苅族を3日以内に連れてくるよう求めます。籐殺を放ったのは復讐のためではなく、頼みを聞いてもらうためでした。
席を離れた司籐は、秦放の仕掛けたビデオカメラで懸師たちの会話を盗聴します。しかし、司籐の部屋にも沈銀灯の隠しカメラが仕掛けられていました。司籐に気づかれて沈銀灯が逃げ出します。追いかけた秦放が沈銀灯の顔を見て驚きます。沈銀灯は7年前に亡くなった恋人の陳宛に瓜二つでした。
司籐と懸剣洞の間には深い怨恨がありました。沈銀灯は司籐が沈家に苅族の呪いをかけたことが許せないのです。大師匠の沈翠翹と銀灯の母親は難産で死に、懸剣洞の技の伝承は途絶えたからです。
一方、司籐の残酷な幼少期を知った福瑞は、司籐を訪ねて師匠の罪を自分の命で償うと伝えます。すると、司籐は罪の償いとして、福瑞に蒼鴻との中継役をさせ、懸師たちの情報を知らせるよう命じます。
翌日、まだ確実ではないものの苅族の目星がついたと蒼鴻に呼び出された司籐。丘山が司籐を滅ぼした時、その場に蒼鴻もいたので、司籐は当時の状況を尋ねます。
70年以上前、丘山、李正元、黄玉の3人で司籐を探し出し、産後で弱っていた司籐を倒しました。丘山は驚雷で火を放ったが、なぜか燃え尽くせず、必ず戻ってくるという司籐の叫び声を炎の中から聞きました。これが蒼鴻が見た全てでした。
第5話・第6話の詳細と感想
司籐の悲しい過去
丘山に育てられた司籐には、10歳になるまで檻の中に閉じ込められていたという悲惨な過去がありました。苅族を見下していた丘山は、司籐に厳しく当たり、自分の恨みを晴らすために司籐を利用しました。
それだけでなく、琰寛という青年と恋に落ちた司籐を許しませんでした。種を超えた交際は天理に背くと、青年の前で司籐の正体をさらしたのです。そして産後で体が弱っていた司籐は、1946年に滅ぼされたのでした。
この話を聞いた福瑞と乾坤は、司籐を気の毒に思います。乾坤はただの騒がしい奴ではなく、心優しい一面もありました。司籐の子供は一体どうなったのでしょうか?
司籐の身分証
秦放が司籐の身分証を作りに公安局へ連れていきます。司籐は拒否するかと思いきや素直に応じました。写真撮影しても司籐は人間じゃないから映らないのかと思いましたが、これも予想を裏切りました。係の人に装飾品を外せだの、化粧を落とせだの言われても、”忍”と書かれたストラップを握りしめて耐える司籐でした。よく頑張った、偉いぞ司籐!
以上、『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第5話・第6話のあらすじ・ネタバレでした。