華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第9話・第10話のあらすじ・ネタバレをまとめています。
第9話 命を捨てる覚悟
周万東たちが趙の家中をくまなく探していると、安蔓がクローゼットの中に志剛の姿を見つけます。安蔓は誰もいなかったと嘘をつきますが、嘘がばれてしまい、志剛は周万東ともみ合いになります。その隙に安蔓は趙に刺され、志剛は秦放に安蔓が重傷だと電話で知らせます。
秦放は安蔓のもとへ急ぎたいのですが、司籐なしでは行くことが出来ません。説得を試みるも司籐は雲渓寨を離れるつもりはなく、秦放は命を捨てる覚悟で安蔓のもとへ向かいます。 司籐に別れを告げた秦放は、車を走らせながら苦しみ始めます。意識が飛びかけた時、司籐が現れて命拾いします。司籐は禹航と申海に滞在してから帰るつもりです。申海では”華美紡績工場”と、その所有者の”邵琰寛”を探すのが目的です。
雲渓寨を離れる際、司籐は顔福瑞に沈銀灯の内偵を頼んでいました。この時、福瑞に事実を知らせた司籐。”籐殺”を仕掛けても銀灯だけが無事だったのは、銀灯が苅族だからと伝えました。さらに、銀灯は秦放の記憶を覗いて幻を見せる技をかけ、瓦房は銀灯に殺害されたと知らせます。司籐は福瑞が懸師たちの情報を集めてくれれば瓦房の復讐をしてあげるつもりです。
一方、秦放は安蔓と最後の対面を果たしました。秦放は息を引き取る前に安蔓が残したメッセージを観て泣き崩れます。
第10話 第二夫人の謎
秦放のアルバムを見た司籐は、秦放の曽祖父が紡績を営んでいたと知り、秦放の実家へ足を運びます。そこには詩を綴った古い絵が残されていました。詩を解釈しているうちに司籐は、邵琰寛の工場は秦放の曽祖父のいた町と取引があり、秦放が司籐が眠るダーナへ訪れたのは偶然にしてはあまりに出来すぎていると疑念を抱きます。手がかりとなるのは賈貴宏という人物だけですが、司籐には心当たりがありませんでした。
すると邵琰寛の子孫の居場所が判明します。その子孫が見せてくれたアルバムに映る第二婦人は、顔の部分が切り取られていました。 その女性こそ司籐だったのです。
司籐の話を聞いた秦放は推測します。司籐が探している苅族とは、もう一人の司籐で、邵琰寛に嫁いで子を産み、丘山に殺されたのは彼女の方。司籐が2人いたことは邵琰寛も懸師たちも知らない。これについて司籐は否定せず、ただ自分の亡骸をダーナへ運んだ人物を知りたいと呟きます。
雲渓寨へ戻った司籐と秦放は、銀灯が罠を仕掛けていると聞いて下見に行きます。銀灯に出くわした秦放は、銀灯を引き留めるため、司籐に”籐殺”を仕掛けられたと嘘をつきます。
第9話・第10話の詳細と感想
志剛の正体
クローゼットの中に隠れていた志剛が見つかってしまいました。一緒に隠れていた趙の妻が逃げ出して、階段から突き落とされそうになった時、志剛が助けた方法が司籐と同様、ツタを使ったものでした。これで志剛が苅族だったと明らかになりましたが、司籐との関係はどんなものなのか気になりますね。
沈銀灯の正体
銀灯は苅族の赤傘でした。やっぱりね~という感じです。ただ、人の記憶を覗けるっていう技は意外でした。それで秦放に幻を見せていたんですね。秦放が危うく銀灯の言いなりになりかけた所で司籐が術を解きました。平手打ちを食らった銀灯は、司籐の力は想像以上に強いとビビります。
司籐が言うには、懸剣洞で過ごすために誰かが銀灯に寄生して沈翠翹を殺したとか。沈翠翹が司籐に呪いをかけられたというのは銀灯のウソでした。土についた赤傘の血は銀灯のものだから、司籐に判別できないと言われて怒ったんですね。銀灯は懸剣洞のやり方で司籐を滅ぼすつもりでしたが、出産もして死後に生き返った方法を知るまでは死なせないと考え直します。
司籐と秦放の距離
司籐は秦放に対し情が湧いてきたようです。安蔓の死を悲しんでいる秦放を慰め、雨に打たれる秦放のためにツタで雨除けを作ってあげました。食事まで作った司籐。そのやり方が素直じゃないのが司籐らしくていいんですけど、ハイヒール代わりに秦放が買った靴に履き替えたりして、だんだん2人の距離が近づいています。
以上、『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第9話・第10話のあらすじ・ネタバレでした。