華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第17話・第18話・第19話のあらすじ

華流ドラマ『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第17話~第19話のあらすじ・ネタバレです。

第17話 子孫への伝言

桂芝が賈家に代々伝えられてきた秘密を、入院中の周万東に聞かせます。その内容は、司籐が殺される現場を見た賈三が、司籐の骸をダーナに埋葬して、代々守り続けるよう言いつけられたということと、白英に籐殺を仕込まれ、その日から70年~81年の間に役目を果たさないと命を奪われるというもの。その81年の期限がくるのが桂芝の代だと言うのです。

話し終えた桂芝は態度を豹変させ、夫を殺された恨みを晴らすため、万東に籐殺の芽を無理やり飲み込ませます。そして殺人犯がいると警察に通報するのも忘れません。

一方、司籐は分裂した白英に殺されたのは予想外だったと語ります。賈三への手紙にあった秦福来という人物から、白英は70年も前から、秦家の者がダーナに来るよう計画を立てていたと見当をつけます。賈家が秦家を捜す手間を省くため、ダーナで秦貴宏を訪ねてお礼を言うように言伝を残し、さらに最悪の事態も考えて、籐殺で代々賈家を脅し続けたのだと推測します。

この話を陰で聞いていた単志剛は、司籐に攻撃を仕かけます。司籐はすぐさま応戦するも、力を使い果たして倒れてしまいます。志剛の正体は、司籐を作り出した人物・丘山でした。丸薬によって若返り、志剛の姿になっていたのです。

一夜明け、目覚めた司籐は、桂芝の籐殺を解いて自由の身にさせます。そして、長鳴学斎の蒼鴻に会いに行きます。

第18話 血の秘密を探れ

司籐は蒼鴻に、丘山たちがどこに白英の遺体を埋めたのか尋ねます。しかし当時は戦争中で、遺体を運んでいる途中に爆弾が落ちてきて、混乱の中で遺体が消えてしまいました。丘山は遺伝子を封印するために、星雲閣でツルを守ると誓ったといいます。

話を聞いた司籐は蒼鴻の籐殺を解くと、なぜ秦放の血で自分がよみがえったのか、秦放の血を調べてほしいと頼みます。これを任された王乾坤は、秦放の血を採取するのに苦戦しますが、願ってもないことに司籐と喧嘩した秦放から、司籐と秦家に血縁関係があるか調べたいと言われます。

秦放が司籐と喧嘩した原因は、司籐が白英と合体してほしくないと訴えたことにありましたが、もう一つ、秦放は白英の子孫である可能性があると言われたことにもありました。

当時、経営不振に戦争が重なり、借金の返済が滞った華美紡績工場は、皆から大金を借りましたが、白英が工場の名義で秦家を賠償しました。これは白英が秦家に恩を売るための計画でした。

身ごもっていた白英は丘山が襲撃に来ると知ると、邵家を出て早めに出産し、息子を秦福来に預けました。そして息子をよい生育環境にするため、薬を送って秦家の血筋を断ちます。加えて、自分の遺体を丘山から奪って、ある場所に埋めるよう福来に頼みました。福来が残した詩は、白英が自分の埋葬場所を司籐に告げるためのものだといいます。つまり、賈家は司籐を守り、秦家は白英を守っていたのです。

自分が白英と邵琰寛の子孫だという事実を受け入れられない秦放は、司籐と距離を置いていると、禹航で任務を果たしたら解放すると言われます。

一方、丘山の姿に戻った志剛は、体力の限界に達していました。会社の者は、志剛と連絡が取れないと秦放に相談していました。

第19話 詩に込められた意味

司籐と秦放の仲がギクシャクしてしまい、福瑞は2人の間で板挟みになります。秦放の自宅で司籐と2人きりになった福瑞は、退屈しないようしゃべり続けますが、これが司籐の神経を逆なでします。

司籐は福瑞に墨をすらせ、秦放の実家の絵に綴られていた詩を筆で書き直し、もう一度意味を解釈しようとします。福瑞も詩の分析を始め、一晩かけてついに謎を解きます。”夕照山にそびえ立つ華峰塔の上に白英の遺骨がある”との分析に従い、その夜、華峰塔へ行くことに。

一方、会社で寝泊まりしていた秦放は、司籐に差し入れを持参し、けんか腰で司籐に語りかけます。すべての黒幕は白英で、このまま白英に誘導されていては、司籐が滅ぼされてしまうと訴えると、司籐は今夜で秦放との関係を解消すると告げます。

その夜、司籐は福瑞と華峰塔へ行き、ツタを張り巡らせて白英の遺体を調べますが、赤傘の力を制御できず倒れてしまいます。警備員に見つかって尋問されていると、秦放が現れ、上手くその場を取り繕います。

第17話~第19話の感想

秦家の秘密

志剛が実は丘山だったというのは、そんな気がしていましたが、秦放が白英と邵琰寛の子孫だというのには驚きでした。秦放は2人の短所を引き継いでなくて良かったです。

白英が秦福来を選んだのはズバリ「人柄の良さ」ですが、そのせいで秦家の血筋が途絶えることになってしまうなんて、白英がしたことは司籐が言うように「道理に背く行い」ですね。

秦放の告白

秦放が自分の気持ちに気づいて、司籐に想いを伝えました!司籐が苅族でも異星人でも構わない、今のままの司籐が好きだから白英とは合体しないでと。「君とひとつになるのは俺じゃだめ?」と言われた司籐からは白い花が開きました。

しかし、白英の子孫だと言われた秦放は受け入れられず、結局司籐は「どんな関係でも私は気にしない でもあなたはやはり嫌なのね」と結論づけてしまいます。2人の仲はギクシャクしてしまいますが、お人好しの福瑞が間に入ってくれるので、何とかなるでしょう。

秦放の主張

秦放は今のままの司籐でいてほしいので、白英と合体するのは止めてほしいと必死に説得を試みます。司籐が遺体を見つけられないのは白英の想定内で、このままでは司籐が滅ぼされてしまうと。ついでに司籐との血縁関係は受け入れられないとも訴えますが、司籐の決意は固く、秦放とはこれでお別れと言われてしまいます。苅族の血をひく秦放を完全な人間にすると約束した司籐でしたが、その約束は守られるのでしょうか。

以上、『半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~』第17話~第19話のあらすじ・ネタバレでした。

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