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紳士探偵L 魔都・上海の事件録| 「消えた恋人」あらすじ

華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録第6話~第10話「消えた恋人」のあらすじをまとめています。(各話のあらすじはBS放送でのエピソード数になっておりますので予めご了承ください。)

前エピソード「新人刑事」1話~5話のあらすじ・ネタバレは ↓ こちらをご覧ください。

紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「新人刑事」あらすじ
『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』第1話~第5話「新人刑事」のあらすじ・ネタバレです。家出した妻の捜索を夫が依頼。花模様の黄色い服に隠された秘密とは?阮夢竹を殺したのは誰なのでしょうか⁈

エピソード「消えた恋人」の登場人物

韓薇薇ハンウェイウェイ:晋商会の新任
陸向東ルーシャンドン:晋商会財務課長
陳漢良チェンハンリャン:会長の秘書
湯済豫タンジーユー:晋商会会長
陳彗厳チェンフイイェン:申報新聞の記者。韓薇薇の同僚
趙素チャオスー:申報新聞の記者。韓薇薇の同僚

第6話 消えた恋人①

    女性が自室で撲殺

  • 名は韓薇薇
  • 3か月前に引越してきた
  • 無錫出身

女性の死体が見つかりました。事件の捜査に乗り出した羅非は、被害者の頭の傷口に磁器の破片を見つけます。凶器は無錫特産の人形で、高さは10㎝~15㎝と推理します。対の置物で、凶器に使われたのは片方だけですが、両方が持ち去られています。飼い犬も消えました。被害者の脚に付着した毛は猟犬ですが、事件当時、吠えていないことから、犯人は被害者と親しい者と思われます。

机の上のメモ帳を鉛筆で塗りつぶすと筆圧の跡が浮かび上がりました。”720900”と”東”の文字が読みとれます。さらに現場にあった破られた写真から、犯人はそこに写っていた被害者の交際相手だと推理します。そして、財務関係の本があることから、被害者は会計を学んでいたことが伺えます。

羅非と小曼は晋商会に侵入するため、夫婦になりすまして洪水の寄付をすることにします。すると、会長の秘書・陳漢良は、会長宛てに殺人予告が届いたと羅非に持ち掛けます。予告状の封筒に違和感を覚えた羅非は、元の封筒を見せるよう陳秘書に伝えます。

第7話 消えた恋人②

陳秘書が羅非に封筒を見せると、黒龍会(日本で最も悪名高い暗殺集団)の印がありました。さらに手紙は1枚だけでなく、同じ内容の手紙が一定の時間をおいて会長室に現れたと言います。”密室の脅迫状”だと羅非は面白がります。

一方、財務課へ案内された小曼は、陸向東に韓薇薇を知っているか尋ねるも、知らないとはねつけられていました。しかし、部屋を立ち去る際、陸向東に呼び止められ、メモを渡されます。そこには”720900 環龍路 75号”と書かれていました。

深夜、羅非と小曼は事件直前の韓薇薇の足取りをたどっていると、部屋に韓薇薇の同僚だと名乗る2人の女性の姿がありました。陳彗厳と趙素は申報新聞の記者だと言い、実は韓薇薇も記者でした。韓薇薇は1カ月半前から財務課に侵入し、上海中が驚く大スクープがあると漏らしていました。

第8話 消えた恋人③

ついに募金イベントの当日が来ました。晋商会の会長が檀上で挨拶をするや銃で狙われます。人込みに紛れた犯人は車を爆破させ、陸向東は胸を撃たれて息を引き取ります。死に際に”720900”の数字について、”雁豊…”と小曼に言い残しました。

狙撃犯を追った小曼は傷を負って病院へ運ばれましたが、犯人は日本語をしゃべり、身長は小曼より15㎝以上高い(180m以上)と特徴を得ることができました。

その後、陸向東が募金の横領をしていた証拠が見つかります。陸向東に近づいた韓薇薇は裏帳簿を盗んだために殺されました。泥人形の底部と韓薇薇の頭部外傷の形が一致し、陸家からは韓薇薇の犬の毛も見つかりました。しかし、陸向東の身長は180㎝に満たないことから、羅非は、黒龍会が陸向東から依頼されて殺したが、陸向東が約束を守らず射殺されたと推理します。しかし、犯人は韓薇薇を一撃で殺せるほどの腕前なのに、なぜ小曼を仕留めることが出来なかったのでしょうか?

韓薇薇の部屋に心療内科医で署の特別顧問をしている霍文斯フオ・ウェンスーの姿がありました。部屋からは写真が無くなっているが、犯人の心理から考えると、真っ先に処分するのは血のついた凶器や被害者の飼い犬、そして裏帳簿のはずだと見解を述べます。

第9話 消えた恋人④

旅行雑誌から重大な発見をした羅非。写真が撮られた場所で2人並ぶことは不可能だと判明。つまり犯人は1人で写っている韓薇薇の写真を破り、恋人がいたように仕立てたのです。とはいえ韓薇薇と陸向東の死には何か繋がりがあるはずです。

雁豊銀行に目星を付けて貸金庫を当たると、陳彗厳の名で借りられていました。”720900”は金庫を開けるための数字でした。帳簿を調べると、署名の代わりに”良”と”淑”の文字が。”良”は陳漢良です。メモの文字は”東”ではなく”陳”でした。立場上、募金を横領できるのは陸向東と陳漢良です。

羅非は会長らを集めて検証します。事件の当日、銃声が聞こえると陳漢良は真っ先に会長を守り、同時に犯人の居場所を指さしました。狙撃者を雇った黒幕でなければ分からないはずです。言い逃れする陳漢良でしたが、何者かに撃たれて息を引き取ります。その際、羅非は夫人が涙を拭うのを見逃しませんでした。

その後、狙撃犯らしき元兵士の部屋が見つかったと知らせがあり、その部屋へ踏み込むも車椅子に乗った男・鄭義雄がいるだけでした。腕に黒龍会の入れ墨はありません。騙されかけたが羅非が男の靴に履き皺があるのに気づくと、鄭義雄はライフルを乱射して逃走します。

第10話 消えた恋人⑤

鄭義雄を逮捕するため、羅非は新聞に記事を載せることに。日本語付きで、鄭義雄の写真を目立つ所に載せるよう注文をつけます。記事の内容は鄭義雄が黒龍会に罪を被せるため偽装工作を行ったというもの。その後、鄭義雄は黒龍会の者に縛捕され、警察署の前に放り出されます。

羅非が真相を暴きます。あの夜、韓薇薇は鄭義雄が変装していた老人にぶつかり、苦しむ老人を韓薇薇は自宅で休ませました。そこで鄭義雄は頭部を殴って殺害し、恋人に疑いが向くよう写真を半分破り、凶器を持ち去りました。そして黒龍会を装って陸向東を殺し、韓薇薇を殺した凶器を陸向東の家に置きました。
しかし、羅非が不可解な点について尋ねると、鄭義雄は隠していた毒を飲んで死んでしまいます。

後日、羅非は鄭義雄の墓参りをする会長夫人に幼名を確認します。幼名は李淑芬でした。裏帳簿の”淑”の文字は会長夫人のことでした。夫人はカネが必要で募金活動を担当していた陳漢良に頼りました。陳秘書はどうにかカネを用立てしましたが、陸向東が不正に気付いて調査を始め、記者の韓薇薇を晋商会に侵入させたので、鄭義雄を雇って2人を殺しました。しかし、陳漢良まで死んでしまうのは想定外でした。すべてが片付いたら陳漢良と一緒に逃げようと約束しましたが、守れない陳漢良は死に際に謝りました。夫人が涙を流したのは後ろめたさから。鄭義雄こそが本当の恋人だったからです。鄭義雄は事件の真相を隠すために陳漢良を殺し、夫人のために自死しました。

小曼は叔母への手紙に、今回の事件はお金に対する貪欲さが引き起こしたもので、お金の誘惑に負けない強い心を持っていれば、この悲劇は起きなかったと綴りました。

その一方で、羅非はまだ消えた巨額の募金の行方を調べていました。痕跡も残さず募金を消し、密室の脅迫状の謎だけを残した黒幕はやり手に違いないと羅非は考えます。

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