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紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「彼岸花」のあらすじ

華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録第11話~第15話「彼岸花」のあらすじをまとめています。(各話のあらすじはBS放送でのエピソード数になっておりますので予めご了承ください。)

前エピソード「消えた恋人」第6話~第10話のあらすじ・ネタバレは ↓ こちらをご覧ください。

紳士探偵L 魔都・上海の事件録| 「消えた恋人」あらすじ
華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』第6話~第10話「消えた恋人」のあらすじ・ネタバレです。晋商会に届いた密室の脅迫状は誰の仕業なのか⁈韓薇薇の死と関係はあるのでしょうか?

今回のエピソードの登場人物

小鹿シャオルー:依頼者。肖朗の助手。
肖朗シャオラン:楽団のピアニスト。
関爾グアンアル:楽団のバイオリニスト。
国栄グオロン:楽団のチェロリスト。
鄭東ジョンドン:楽団のビオリスト。
劉志民リウジーミン:公董局西洋楽団の団長兼指揮者。
ツァオ:楽団の事務方。
夏露娜シアルーナ:小鹿の姉。

第11話 彼岸花①

ピアニストの肖朗が自宅で”彼岸花”を演奏中に倒れました。第一発見者である助手の小鹿が羅非を訪ねますが、まずは羅非の能力を試すため、鍵のついた祖母の日記帳を開けてほしいと依頼します。羅非は麻雀好きだった祖母ならば、4桁の暗唱番号は住所を聴牌にした数字だとあっという間に突き止めます。

小鹿の真の依頼は、肖朗の死因を調査してもらうことでした。先日、肖朗宛てに”彼岸花”の楽譜が届いたのですが、”彼岸花”は呪いの曲と呼ばれており、演奏者は誰であれ死へ誘われると言われています。医師は心臓病が死因だと言いますが、小鹿は”彼岸花”に疑惑を抱いていました。興味を持った羅非は肖朗宅を捜査することに。

家では追悼式が行われており、肖朗が所属していた公董局西洋楽団が演奏していました。羅非が部屋を捜査すると、肖朗が亡くなった部屋にあるはずの楽譜が無くなっていました。すると、階下で団員たちが喧嘩を始めたので様子を見に行くと、今度は2階の部屋から”彼岸花”を弾くバイオリンの音色が聞こえてきます。羅非が駆けつけた時にはすでに関爾は倒れていました。窓の外には柵があって誰も出入りできず、ドアは施錠されて密室でした。部屋には消えていた楽譜が置かれていました。

第12話 彼岸花②

後日、羅非は死体を無断で運び出し、ベンジャミンに薬理試験してもらいます。すると”ティアーズ”が検出されました。”ティアーズ”は粉末の薬物で、過剰摂取は心臓病を引き起こし、死者の目から必ず涙が流れます。肖朗からも”ティアーズ”が検出されました。

現場には関爾が弾いていたバイオリンと”彼岸花”のレコードがありましたが、事件が起きて部屋に駆けつけた時にはレコードは無くなっていました。部屋を捜査していると、小鹿が箱を落とし、中に入っていた肖朗の楽譜ケースから何枚もの”彼岸花”の楽譜が出てきました。さらにケースは二重底になっており、微量の白い粉末が発見されました。羅非は楽団が海外公演を利用し、薬物の密売に手を染めていたのではと疑います。公董局西洋楽団の出国記録を調べると、出国時にほぼ毎回、現地で”ティアーズ”が原因の犯罪が起きていました。

肖朗と関爾は死ぬ前に”彼岸花”を演奏したことで死に至りました。曲に秘密が隠されているかもしれないと楽譜を比べてみると、元の楽譜と6か所の相違点が見つかりました。さらに肖朗の筆跡で数字が書いてあります。解読するため音階を数字譜に変えてみても一致しません。数字譜は0~7までですが、メモには8と9があります。すると羅非が閃きました。

第14話 彼岸花④

小曼は1人でホールに乗り込みましが、曹に縛捕されてしまいます。誤って国栄を殺した曹は小曼に銃を向け、国栄と撃ち合いになって死んだことにしてやると脅します。そこへ羅非が現れ、写真の謎を暴きます。売人は5人おり、その1人が曹でした。

羅非は現像している際、なぜ夏露娜がフィルムを隠したのか理解しました。偶然、薬物密売の証拠写真を撮っていたのです。そうと知った夏露娜は、肖朗らを写真で脅して大金をゆすり始めました。しかし、妹の存在を知られ、危険にさらされた妹を助けるために”ティアーズ”を打たれて死に至ったのです。密売組織の黒幕はキャプテンで、楽譜で指示していました。

売人たちは死んで事件は解決したと小鹿は言いますが、まだ密室殺人の謎が残っています。犯人は巧妙なトリックを使い、不可能に思える殺人を実行しました。羅非がそのトリックを明かします。関爾が曲を弾いていたと思われましたが、それは犯人による偽装工作でした。関爾はすでに死んでいて、聴こえたのはレコードの音だったのです。しかし、現場にはレコードはありませんでした。曲を流した後、レコードは自ら消えるよう仕掛けられていたのです。

羅非はレコードのトリックを明かす時、小鹿を部屋から退室させていました。にもかかわらず、小鹿はレコードがどこに落ちたか知っていました。小鹿こそが関爾を殺した犯人だったのです。肖郎、関爾、鄭東を殺し、羅非を助けると見せかけて曹も殺しました。小鹿は夏露娜の妹とされる夏小文シアシャオウェンでした。

第15話 彼岸花⑤

両親が亡くなり、姉に育てられた小鹿は、女の子の恰好をさせられて育ちました。ある日、肖朗らが現れ、クローゼットの中へ隠された小鹿は、姉が殺害されるのを目撃します。この日から小鹿は復讐の機会を待っていました。その後、肖朗の助手になり、キャプテンと楽団の関係を知ります。

小鹿はブツを奪いたかったのですが、入手するには金庫の暗証番号が必要でした。肖朗は死んで自力では解読できないので羅非を訪ねたのです。まず、密室殺人を仕組み、”人が死ぬ呪いの曲”で羅非の関心を引きました。そして関爾を殺害後、死体のそばに楽譜を置き、関爾の死の秘密が楽譜にあると羅非を誘導して暗唱番号を推理させました。

小鹿はキャプテンと会うこと条件に自首することに。刑務所にいるキャプテンは、頭に弾丸を受けて障害があり、とても黒幕とは思えない状態でした。護送される小鹿を見送る羅非は、走り去る護送車が偽物だと見抜いて追いかけますが、小鹿は乗り捨てられた車の中で倒れており、”Capta”の血文字が残されていました。もしやキャプテンのあの姿は演技ではと疑念が生じます。

小曼は叔母への手紙に、人は憎しみに支配されると転落するだけで、正直で善良な心と不屈の精神が人生を前進させると綴りました。

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