華流ドラマ『秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~』のあらすじ・ネタバレ 1話・2話・3話・4話・5話

あらすじ

華流ドラマ『秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~』第1話~第5話のあらすじ・ネタバレをまとめています。

第1話 忘れえぬ後ろ姿

「西暦8年、王莽おうもつが帝位を奪い、国号を”新”とした。新朝の成立により前漢は滅亡する。王莽が復古主義に基づく改革を断行した結果、各地で反乱が起こり、民は苦しみに喘いだ。」

男勝りで活発な性格の陰麗華いんれいかは、これまで幾度も騒ぎを起こしては兄の陰識いんしきに叱られていました。麗華には縁談が山ほど来ていますが、陰識は容姿や家柄に何かと文句をつけては破談にしています。唯一認めているのは麗華の幼馴染で家柄も釣り合う鄧禹とうう。太学の博士に任命されても朝廷には入らず、麗華を娶るために帰郷しました。

一方、麗華には忘れられない人がおり、鄧禹はただの友人なので嫁ぐつもりはありません。順番からして従姉の鄧嬋とうせんが先に嫁ぐべきで、陰識に好意を寄せる鄧嬋に気持ちを伝えるよう勧めますが、正室がいる陰識に嫁ぐことは家族が許しません。

麗華に思いを寄せるもう一人の人物・劉秀りゅうしゅうは麗華に会うため帰郷します。その道中、盗賊が貴族の馬車を襲う場面に出くわし、劉秀は機転を利かせて救出します。助けられた珊彤さんとうはいつか再会できるよう胸に刻みます。盗賊の頭・呉漢は実は同郷の南陽人でした。劉縯りゅうえんは漢の復興を目指して賢者を集めており、義侠心がある呉漢に仲間になるよう誘いますが断られます。呉漢は将来、大事を成すかもしれないと惜しみつつ、盗賊たちを逃がします。

どうしても麗華に会いたい劉秀は鄧晨とうしんに仲介してもらい、まずは陰識と会うことに。麗華への贈り物を用意していなかった劉秀は、鳶を作るために道端で草を摘みます。陰識は草で編んだ鳶を渡された劉秀をコケにして、5年前に二度と麗華と会わないと誓ったことを忘れるなと忠告します。劉秀は家柄も人柄も申し訳ないと鄧晨が割って入りますが、平凡な陰家は名門の劉家とは家柄が釣り合わないと嫌味を言われます。

その後、劉秀と久々の再会を果たした鄧禹は、冠礼を終えたら麗華を妻に迎えるつもりだと伝えます。太学と劉秀の事には触れないよう、陰識から言われていた鄧禹でしたが、それは麗華の両親の不幸に関わることで、その件に触れれば麗華が苦しむからでした。

チェック
太学:官吏養成のための最高学府。太学は儒教を正統学問とし、学生たちは地方から選抜され、試験の成績に応じて郎中以下の官に任用されました。学生は政治の動きに敏感で、後漢末の太学は清流勢力の一大拠点となりました。

冠礼:まもなく成人になる男子のための成人儀礼。加冠された男子は成人として新たな権利と義務を持つようになり、加冠されて初めて結婚する資格が得られます。古代中国では冠礼は成人の品徳の向上に重要な意義を持っていたようです。

第1話の感想

『秀麗伝』については何の前知識もないまま観始めたのですが、所々に出てくるキャストにビックリしました。まず一番驚いたのが、『瓔珞(エイラク)』でお馴染みのウー・ジンイェンが侍女のチョイ役⁉ そして『コウラン伝』で共演していた嬴異人役のマオ・ズージュンも登場。さらに『三国志』のマー・ティエンユーも出ていたし、チョイ役で出てくる出演者たちに思わず身を乗り出してしまいました。

第2話 狙われた娘たち

陰家への縁談を諦めた劉秀でしたが、何としてでも麗華に会いたい劉秀は、上巳節に陰家と鄧家が集まる機会を狙います。

上巳節で皆の前で麗華の詩を唄う鄧禹は求婚したも同然でした。しかし、麗華はそっちのけで、鄧嬋のために作戦を思いつきます。鄧嬋に舞いを披露させ、弟の陰興いんきょうに鄧嬋お手製の玉牌を託しますが、陰識は受け取ってはくれませんでした。麗華は鄧嬋の気持ちに応えない陰識を責めます。すると陰識は、麗華も鄧禹に応じろと言い返し、もし嫁がなければ母親の立場が危うくなると訴えます。

その後、厳かに鄧禹の冠礼式が行われ、”仲華”とあざなを授かります。式を終えた鄧禹はすぐさま麗華に求婚しますが、麗華にはやりたいことがあり、家を守るだけの人生はまっぴらごめん。加えて、将来の展望がない鄧禹に自分の未来を決められたくないのでした。

麗華が憧れるのは正義感が強く、英雄となるような男だと鄧奉とうほうに言われ、目が覚めた鄧禹は初心を思い出し、世のために動くべきだと各地を巡って見識を広めることにします。

陰家へ戻る道中、人さらいの馬武ばぶたちに遭遇した麗華と鄧嬋。麗華は名案を思い付き、持病が再発したと偽って鄧嬋を解放することに成功します。人質として残った麗華と賊たちは、官府の奴婢を引き連れた官兵たちとかち合います。人さらいと兵士が争い始めた隙に、麗華は奴婢の丁柔ていじゅうと逃げ出したのですが、すぐに追っ手が迫り、麗華は崖から滑り落ち、逃げ場を失った丁柔は崖から水中へ身を投げます。

チェック
上巳節:上巳(旧暦3月最初の巳の日)の頃は季節の変わり目で、災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、水辺で穢れを祓う習慣がありました。

第2話の感想

麗華は家に縛られるだけの人生を嫌い、自分の気持ちに忠実で、自由を求める現代的な考えの持ち主です。その一方で鄧嬋は、女の嫁ぎ先は親が決め、女は家を守る責任があると古風(当時では当たり前?)な価値観を持っています。側室でもいいから陰識に嫁ぎたいと健気に待ち続けているけれど、結局は周囲の人に押し切られて他の人に嫁ぎそう。

第3話 思い出の兄さん

水中へ身を投げた丁柔は無事、馮異ふういに救助され、麗華は間一髪のところで馬武に助けられます。しかし、善行と思って丁柔を助けた麗華に残酷な現実が突きつけられます。官婢が逃げ、官兵から死人が出たことで、残った官兵は馬武たちの仕業にするため、口封じに官婢らを殺害していたのです。

麗華は劉縯に救出され、事なきを得ます。劉縯に捕らえられた馬武たちは、劉秀の恩情により解放されます。実は馬武が劉秀に助けられたのはこれが2回目でした。以前、刺客だった馬武は、兵に追われていた所を劉秀と麗華にかくまってもらっていたのです。賊を逃がした劉秀は劉縯に咎められますが、劉秀は意に介しません。

一方、助けてくれた劉家の長兄の顔を知らない麗華は、劉秀に言伝を頼みます。劉秀は草の鳶を麗華に贈りますが、麗華はそれを見ても何も思い出しません。道中、陰識から劉秀の字が文叔だと聞いた麗華は、ようやく過去を思い出します。

病の後は記憶がおぼろげな麗華ですが、文叔と共に太学にいた光景を思い出しました。麗華は文叔と会って話がしたいのですが、陰識が許しません。父に頼まれた文叔が幼い麗華を家へ送り届けただけと言いますが、文叔ならきっと何か知っているかもしれません。

その後、鄧嬋が嫁ぐと知った麗華は、鄧嬋に後悔させないため、もう一度陰識と会うよう段取りをつけます。鄧嬋は最後に思いの丈をぶつけますが、陰識は一族の面子を気にするばかりでした。1人で異郷へ嫁ぐことになった鄧嬋を案じ、麗華は姉妹同然の許臙脂を同行させます。

第3話の感想

やっと劉秀のことを思い出した麗華。でも過去に何があったのかは、まだ明かされそうにありませんね。

やはり鄧嬋は陰識じゃない人に嫁ぐことになってしまいましたが、麗華が一方的に許臙脂をお供させようとして、強引な所が目につきます。臙脂は意向を聞かれても、さすがに行きたくないとは言えないよ~😭

第4話 舞姫の悲哀

土いじりに勤しむ劉秀を劉縯は嘆きますが、劉縯が集めた食客を養えるのは、劉秀が穀物を育てて稼いでいるからでした。劉秀は、万事は耕作と同じく真摯に向き合えば必ず成果が生じるもので、いつか劉氏の治める漢を復興する時が来ると大志を語ります。劉秀にそんな熱い志があったと知り、劉縯は歓喜します。

その頃、災害に見舞われて困窮を極めた尉遅峻うっちしゅんは子供たちを引き連れ、穀物を手に入れるため陰家荘に侵入します。屋敷内には数々の罠が仕掛けられており、次々と子供が姿を消していきます。子供たちを取り戻すために尉遅峻が自供すると、状況を知った麗華は子供たちを解放し、尉遅峻は陰家の守衛として仕えさせます。

兵法の知識が豊富な麗華は、剣法と兵法を鄧奉と陰興に教えています。新市軍と平林軍が手を結び、朝廷が討伐に動いて南陽が戦場になる日は近く、陰識が不在の今、陰家を守るのは陰興です。陰識は長安で納言将軍・厳尤げんゆうに厚遇されていました。

一方、馮異に助けられた丁柔は宴で舞いを披露し、王尋おうじんに見初められます。将来を誓い合った馮異と丁柔は結婚の許しを請いますが、陛下の甥で絶大な権力を持つ王尋には従うしかありません。馮異は故郷に帰るよう命じられます。

劉縯が不穏な動きを見せ、間もなく挙兵する様子。挙兵すれば鄧家が加わり、陰家は鄧家の親戚だから傍観するわけにはいきません。陰識は、劉家の謀略に加担しないよう陰興に伝えます。しかし陰興はなぜ陰識がこれほど劉秀の動向を気にかけるのか理解できません。

第5話 幼き日の約束

幼き日の麗華は蔡少公の「劉秀が天子になる」という予言に触れ、そうなれば自分は皇后になると誓いを立てていました。しかし、劉秀は陰識とある約束を交わしたため、いまだ麗華に会いに行くことすらできずにいます。そんな中、劉縯の食客が法を犯し、劉家の者は連座で罰せられると知らせが入り、劉秀は新野の鄧家へ逃れます。

そうと知った麗華は屋敷を抜け出し、鄧家へ潜入します。劉元から文を預かった麗華は鄧嬋が懐妊したと知り、宛へ足を運ぶことに。鄧嬋は正室であるにも関わらず、妾から虐げられていました。その現場を目の当たりにした麗華は、妾を厳しくしつけます。再会を喜ぶ鄧嬋は劉秀も宛にいると知り、城東駅館に劉秀が泊っているかもしれないと麗華に教えます。

その頃、劉秀は李軼りいつから漢を復興させるなら協力したいと持ち掛けられていました。李宅へ連れ去られた劉秀は、「劉氏また興り李家が支える」という予言を聞かされ、劉秀こそがその人物だと決起を促されます。

第5話の感想

鄧嬋を虐げる妾を懲らしめる麗華に胸がスカッとしました。腕が立つだけでなく弁も立つ麗華は頼れる存在です。

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