華流ドラマ『長安 賢后伝』第1話・第2話のあらすじ・ネタバレです。
西斉の王子との結婚を嫌がる賀蘭綰音のために、妹の茗玉が綰音になりすまして、西斉へ向かいます。そこで盛州の第九王子の蕭承煦と出会います。
主な登場人物は↓タップしてご覧ください。
賀蘭茗玉:雍臨の群主
蕭承煦:盛州の第九皇子
蕭尚遠:盛州王
蕭承睿:盛州の第三皇子
蕭承耀:盛州の第四皇子
賀蘭綰音:茗玉の姉
賀蘭明晢:雍臨王
賀蘭克用:茗玉の兄
賀蘭芸琪:承睿の妃
凌蓁児:茗玉の侍女
司徒昆:西斉の皇子
司徒成:西斉の第二皇子
その他の登場人物はこちら↓の記事でまとめています。
第1話 入れ替わった姉妹
梁が衰退して盛州・西斉・雍臨の三国が北方を割拠する時代。
雍臨の郡主・賀蘭綰音は、粗暴で強情な西斉の王子・司徒昆と政略結婚させられることになります。しかし、嫌がる綰音のために、茗玉が綰音になりすまして西斉へ向かいます。
その頃、盛州では、梁の策略にはまった盛州王が永安城に封じ込められ、援軍を待っていました。第九王子の蕭承煦は防衛線を突破して、梁軍を降参させることに成功します。
毒に侵された盛州王を助けるため、解毒薬を求めて承煦が西斉へ向かいます。その際に立ち寄った宿で、誤って茗玉の部屋へ忍びこんだ承煦でしたが、茗玉は恐れるどころか承煦に協力することに。一方の承煦も、政略結婚から逃れるために発疹と偽る茗玉に理解を示します。
無事西斉へ到着した承煦でしたが、太医の部屋に忍び込んで追われた所を、再び茗玉に助けられます。太医を懐柔させた承煦は、茗玉の顔の発疹は疫病が原因だと言わせ、司徒昆から破談書を受け取ります。
第1話の解説
通婚の契約
先代の雍臨王と西斉が通婚の契約を結んでいたので、この数十年間は良好な関係が保てていました。この先も雍臨を平和に保つためには、賀蘭綰音が西斉へ嫁ぐことが必要なんですね。
防衛線を突破する蕭承煦
敵の策略にはまり、援軍が足止めを食らう中、蕭承煦は1人で乗り込み、2万の兵をすり抜けて、梁軍の穀倉に火を放ちました。敵軍が狼狽する隙に、敵将を殺害して降参させます。
承煦は盛州の斥候に扮して、梁軍にその情報を伝えていました。ちなみに斥候は初めて聞く言葉だったので調べてみると、
地上戦闘の際に、敵情・地形などを偵察あるいは秘密裏に監視するために本隊から派遣される、単独兵または小人数の部隊のことである。また、その偵察行為そのものを指すこともあるウィキペディア(Wikipedia)より
という意味だそうです。
毒矢の出所
盛州王は梁軍の毒矢に当たったと考えられていましたが、西斉人が梁軍の矢に似せて作ったものでした。これにより司徒寅が疑われます。
西斉には毒に長けた待医がいるので、承煦が西斉へ向かいました。
第2話 盛州の王子たち
目的を果たした茗玉と承煦は帰路につきます。
綰音が待ち合わせ場所で茗玉を待っていると、司徒成の騎馬隊に乱暴されそうになりますが、盛州の第三王子・蕭承睿に助けられて、一目惚れします。しかし、承睿は従姉・芸琪の夫でした。
雍臨へ里帰りした芸琪は、祖父の雍臨王を説得して、盛州と同盟を結ぶことに成功し、承睿から任された役目を果たします。
一方、承煦が持ち帰った解毒薬を盛州王に飲ませると、毒は消えたものの、毒に侵された時間が長かったので手遅れとなり、危篤状態に陥ります。雍臨の滞在中に知らせを受けた承睿は、承煦を残して盛州へ戻ります。
その頃、西斉では、雍臨と盛州が同盟を結んだと知った司徒寅が、同盟を阻むよう画策していました。
第2話の解説
雍臨との同盟
国土が広くて立地に恵まれた雍臨は、誰もが欲しがる国です。雍臨を得たものが北方を統一し、北方の統一が天下統一へとつながります。雍臨王は兵力不足を自覚しており、戦いは好みません。
そこで三王子の承睿は、強者の隣国と同盟を結ぶ必要性を説き、盛州の強さをアピールします。盛州は百戦錬磨で、戦を熟知する十二神嘯営がいます。
盛州へ嫁いだ芸琪も、祖父の雍臨王に盛州の国力の高さを伝え、同盟を結ぶことに尽力しました。
失意の綰音
承睿に助けられて恋心を抱いた綰音でしたが、義兄だと判明し、綰音の恋はあっけなく終わります。もともと悲観的な綰音は、「誰の目にも止まらない」とネガティブ発言。茗玉と自分を比較しがちな所があるようです。
以上、『長安 賢后伝』第1話・第2話のまとめでした。