華流ドラマ『康熙帝~大河を統べる王~』は、清王朝を舞台に第4代皇帝・康熙帝の功績と、朝廷の熾烈な権力争いを描いた歴史ドラマです。
「黄河の治水」に人生をかけた男たちの生き様を描いているので、妃嬪たちがほとんど出てこないという、これまでの清を舞台にしたドラマとは一風変わった作品です。
こちらの記事では、これから『康熙帝~大河を統べる王~』を観ようと思っている方に向けて、あらすじ、キャスト、相関図、見どころなどの基本情報をご紹介しています。
『康熙帝~大河を統べる王~』作品情報
- 制作:2021年|中国
- 脚本:張挺(チャン・ティン)
- 監督:張挺(チャン・ティン)
- エピソード数:全40話
(c)2022 China Huace Global Media Co., Ltd.
あらすじ
では、『康熙帝~大河を統べる王~』の全体のあらすじから見ていきましょう。
康熙15年。黄河の氾濫を憂慮する皇帝・康熙は、家臣らに河川を守るよう強く命じる。しかし長雨で水位は上がり続け、堤防付近では迫り来る濁流におじけづく人々を安徽巡撫のキン輔が鼓舞し、必死に堤防を守っていた。状況が厳しさを増す中、キン輔は水の流れを変えるため、対岸の堤防の爆破を指示する。
引用:WOWOW「康熙帝~大河を統べる王~」
相関図
相関図は準備中です。
『康熙帝~大河を統べる王~』のキャスト
ルオ・ジン:康熙帝(こうきてい) 役
清の第4代皇帝。8歳で即位し、14歳で親政を始めました。
たびたび起こる黄河の氾濫に頭を悩ませています。科挙に黄河の治水に関する試験を加え、陳潢を登用します。
「黄河の治水」「三藩の平定」「漕運(水運)」に注力します。
ルオ・ジン(羅晋)
1981年11月30日生まれ(42歳)。 江西省宜春市出身。181cm
出演作:「王女未央-BIOU-」「鶴唳華亭〜Legend of Love〜」など
イン・ファン:陳潢(ちんおう) 役
黄河が氾濫した日に川の中で生まれたので、自ら“河神の生まれ変わり”と称しています。
河川管理に精通しており、独自の見解を記した書が靳輔の目に留まりました。
科挙の受験で上京する途中に靳輔と出会い、治水の知識と情熱がようやく認められて、河道総督に任じられます。
イン・ファン(尹昉)
1986年8月27日生まれ(38歳)。湖南省長沙市出身。
代表作:「ペガサス/飛馳人生」「在一起(原題)」など
ホァン・チーチョン:靳輔(きんほ) 役
安徽巡撫
堤防を守ろうと尽力していましたが、多くの犠牲を出した責任と、銀を横領した罪を着せられて都へ護送されます。
その道中、宿で出会った陳潢の才能を見出し、共に黄河治水の大工事に挑み、黄河の安定を目指します。
ホァン・チーチョン(黄志忠)
1969年3月5日生まれ(55歳)。天津市出身。
代表作:「鶴唳華亭<かくれいかてい>~Legend of Love~」「突囲(原題)」など
その他 登場人物&キャスト
孝庄太皇太后 役:シー・メイチュアン
康熙帝の祖母
索額図 役:リャン・グァンホア
康熙帝の重臣
明珠 役:ゴン・レイ
康熙帝の重臣
于振甲 役:スー・クー
陳潢を護送
高士奇 役:ルー・スーユー
陳潢の友人。科挙の試験で陳潢と上京
徐乾学 役:ジャオ・チー
陳潢の友人。科挙の試験で陳潢と上京して合格
ほか
『康熙帝~大河を統べる王~』の感想
「黄河の治水」をテーマにしているだけあって、1話目から荒れ狂う黄河の氾濫シーンに圧倒されます。俳優さんたちも雨に打たれて、大量の水をかぶっては流されて、さぞ過酷な撮影だっただろうと想像できます。
重めのドラマなのかと思いきや、切迫感だけでなく緩急がついていて、そこは皇帝役のルオ・ジンの存在が大きいと思います。また、黄河への愛情が深すぎる2人の演技も素晴らしくて、とても清々しい気持ちにさせてくれました。
監督が「大明皇妃 -Empress of the Ming-」を手掛けたチャン・ティンということもあってか、そちらに出演していたキャストが脇を固め、個性が際立つサブキャラたちを好演しています。
『康熙帝~大河を統べる王~』動画配信・テレビ放送のご案内
2023年6月14日からWOWOWで放送開始!午後8:00から2話連続放送されます。
- 2023年6月14日(水)~WOWOWで放送開始
- 毎週水曜2話連続
- 午後8:00~
再放送は6月9日(月)~(水)午前7:30~
以上、『康熙帝~大河を統べる王~』の見どころ・あらすじ・相関図・登場人物・キャストをご紹介しました。