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『大唐流流~宮廷を支えた若き女官~』 あらすじ全話|1話・2話・3話・4話・5話

ⓒHuanyu Entertainment

華流ドラマ『大唐流流~宮廷を支えた若き女官~』1話~5話のあらすじです。

長安一の色男だと言われる盛楚慕せいそぼ(シュー・カイ)が、商人の娘・傳柔ふじゅう(リー・イートン)に一目ぼれし、振り向いてもらおうと傳柔好みの男性を目指します。


盛驍靖さいきょうせい:魯国公
盛夫人:盛驍靖の妻
盛楚慕さいそぼ:盛驍靖の長男
盛楚令さいそれい:盛驍靖の次男
盛楚俊さいそしゅん:盛驍靖の三男
韓王妃:韓王の王妃。盛楚慕たちの姉
牛無敵ぎゅうぶてき:無敵山莊名兵法の大家。盛夫人の弟
君慧くんけい:盛楚慕の侍従

傳柔ふじゅう:傅家の次女
傅涛ふとう:傅家の長男
傅音ふいん:傅家の三男
傅君ふくん:傅家の長女
傅大家翁:傅君、傅音、傅柔、傅涛の父
傅大夫人:傅君の母
傅二夫人:傅柔の母
傅三夫人:傅音、傅涛の母
徐又同:傅君の夫
紫雲:傅柔の侍女
傅永安:傅柔の叔父

陸雲戟りくうんけき:蔡国公
陸棋:陸雲戟の息子
陸盈盈:陸雲戟の娘
陸漢星:軍中校尉

第1話のあらすじ

盛楚慕と陸棋が争ったと聞いた韓王妃が魯国公府ろこくこうふへ駆け付けると、盛驍靖が楚慕を追い回していました。楚慕には”長安一のドラ息子”という悪名がついており、女遊びばかりしている楚慕に今回ばかりは父親の怒りが収まらないので、楚慕は広州へ逃げることに。

広州の傅家では、花嫁入り支度が行われていました。これまで何年も縁談を断ってきた傅柔ですが、今回、求婚を受けたのには理由がありました。修行先で人を殺してしまった弟を助けるのに保証金が必要になり、結納金を充てることにしたのです。

嫁ぐ気がない傅柔は、自ら”花嫁は傷ものである”と噂を広めると、大勢の前で純潔を調べられて屈めを受けたと口実を作って実家へ戻ります。破断になって母親は悲しみますが、傅柔は好きでもない人に嫁ぐ気はありませんでした。傅柔には厳子方という許嫁がいましたが、厳家が罪を犯して一族は死に絶え、追われて川で溺死した子方を未だに忘れらずにいるのです。

一方、傅柔に一目惚れした楚慕は、傅家を訪ねる杜寧に付いて行きます。楚慕が魯国公の息子だと知った傅三夫人は、娘の傅音が見初められるよう売り込みますが、傅音は楚慕に興味がありません。

その夜、楚慕が傅柔の屋敷に忍び込むと、どこからか鷹笛が聞こえてきたので、楚慕はあわてて屋根の上に隠れます。鷹笛を聞いた傅柔が子方兄さんの魂かと話しかけるので、楚慕は盗み聞きしていると屋根から落ちてしまいます。

第1話 まとめ・感想

楚慕のドラ息子ぶりに手を焼く父親と、甘やかし気味な母親。姉の韓王妃も楚慕には甘いようです。そのせいで楚慕は甘え上手になったよう。

傅柔はというと、しっかり者で頭もよく、唐律まで持ち出して結納金を手に入れます。傅柔が19歳という設定にビックリ!女子を助けるために誤って人を殺してしまった弟のために保証金を用意した傅柔でした。

そんな傅柔に早く家から出て行ってもらいたいと願っていたのは傅三夫人で、帳簿を管理して思うままにお金を使おうと狙っていました。傅三夫人とはひと悶着ありそうですね。

第2話のあらすじ

侵入がバレた楚慕は月の観測をしていたとごまかし、傅三夫人の親戚の盛楚慕だと名乗って事なきを得ます。

翌朝、宴に呼ばれた楚慕は、傅柔が文武の才のないドラ息子は嫌いだと聞いて、得意な剣舞を披露します。そして傅涛から勝負を挑まれると、口ほどにもなく1発で倒れてしまいますが、度量の広さを傅柔に見せるため、謝罪する傅涛を許します。

書道を指導するよう頼まれた楚慕は、書の腕も武術と同程度だと言う傅柔の誤解を解こうと、”自強不息”(自強して息まず)と書いてみせ、この文言を戒めとしていると講釈します。この格言は怒られるたびに書かされて上達した字でした。

その後、兵法書を学びたいという傅涛のために、傅柔が楚慕に頼むと、条件として”楚慕”と呼ぶことと、紅牡丹の柄の香袋を作るよう言われます。

傅柔を振り向かせたい楚慕は、自ら叔父の牛無敵ぎゅうぶてきを訪ね、兵法を学びたいと願い出ます。過酷な訓練に弱音を吐きつつも、試験に合格した楚慕は傅家の屋敷へ逃げ戻ります。

一方、傅柔の元に工房で問題が起きたと知らせが入ります。帳簿を引き継いだ傅三夫人が節約に努めすぎたせいで不良品が生じ、巨額の賠償金を払えない事態に。これに懲りた傅三夫人は帳簿を傅柔に返し、工房は存続の危機を逃れます。

第2話 まとめ・感想

傳柔が楚慕に興味を持ち始めたようです。叔父に兵法を学んですっかり男らしくなった楚慕。厳しい訓練に「母上に言いつけてやるー!」と弱音を吐いていましたが、頑張った甲斐がありました。

楚慕の父・盛驍靖と陸雲戟は不仲で、楚家と陸家は親子同士でお互いをライバル視しています。陸雲戟は楚慕が長安一の怠け者で妓楼に出入りしていると吹聴し、陛下の評価はガタ落ちに。

第3話のあらすじ

約束通り傅柔から紅牡丹の刺繍をもらった楚慕は、傅涛とお酒を飲みに行き、妓楼で一夜を過ごします。妓楼に行ったと知った傅柔に言い逃れをすると、図案となる海の景色を描くからと別の刺繍をねだります。

”子方兄さん”とは誰なのか気になっていた楚慕は、厳子方が傅柔の許嫁で、溺死したと聞き出します。傅柔は厳子方の話題が出るたび辛い思いをしてきましたが、鷹笛と共に楚慕が木から落ちてきたので、厳子方が傅柔の元によこしたと思いました。

その後、長安から親戚を迎えた傅家では、長安には”楚慕令俊そぼれいしゅん”と呼ばれるドラ息子がいると話題になり、3人の放蕩息子のうち1人が盛楚慕だと耳にします。傅柔はただの噂話だと信じようとしませんが、楚慕の字が下手なのを知っていた傅音は疑念を強めます。

そこで、傅柔は楚慕を試してみることに。海の絵に題目を書くよう頼むと、ご託を並べては”自強不息”しか書かず、弟が2人いるか聞いてみると「一緒に妓楼へ行く仲」だと口走るので、傅柔は失望してしまいます。

見向きされなくなった楚慕は杜寧を連れてやけ酒します。その時、陸漢星にもてなしを受けた楚慕は、傅柔の好きな”彗娘子の刺繍”を探すよう頼みます。

彗娘子の刺繍探しに難航した陸漢星は、刺繍で有名な広織県の県令に、10日以内に刺繍を献上するよう命じます。傅君は夫を助けようと傅柔に相談すると、傅柔は偽物の刺繍を作り上げ、無事に献上します。

そうと知らない楚慕は、傅柔の怒りを鎮めようと門の前で待ち続け、二度と騙さないと誓います。そして傅柔の誕生日の贈り物として刺繍を贈ります。それを見た傅柔は、楚慕を信じたことを悔やみ、泣き崩れます。

第3話 まとめ・感想

楚慕がやらかしてしまいました。用意させた誕生日プレゼントが、まさか傅柔のお手製だったとは。傅柔にビンタされた楚慕は、逆ギレして長安へ帰ってしまいます。そういう所がボンボンっぽくて、叔父から厳しい訓練を受けても性根は直ってません。

ちなみに”彗娘子の刺繍”とは傅家の家宝で、おじいさんが残したものだとか。これを真似て傅柔は仕上げていました。

第4話のあらすじ

叔父の牛無敵ぎゅうぶてきから兵法と騎射を習った楚慕が長安に戻ってきます。楚慕が兵法を学ぶなんて、盛驍靖と義兄の韓王には信じられない事ですが、楚慕に兵法の試験を受けさせて、ようやく実力が証明されます。

広州では、従軍することに決めた傅涛が傅柔に別れを告げ、母親に手紙を残して家を出て行きます。従軍したと知った傅三夫人は、息子を連れ戻すため湛州へ向かうことに。

ちょうど染料の仕入れで、傅柔が湛州へ船を出すので、こっそり乗り込もうとした傅三夫人は、埠頭で陸漢星かんせいの荷の中身を落としてしまいます。陸漢星は、反乱軍の首領の家財を押収した陸雲戟の輸送船の見張りに来ていました。

傅柔たちが出航するや、傅家の船は海賊の襲撃に遭い、身代金目当てで傅柔が拉致されます。命に背いて毒竜が傅家の船を襲ったと知った四海幇の幇主・厳子方は、乱暴を働こうとする毒竜から傅柔を救います。

幇主の顔に見覚えがある傅柔は、厳子方が長命鎖ちょうめいさを持っているのに気づきます。ある少年が矢にあたって川に落ち、義父が助けたという厳子方の話を信じる傅柔は、その人物が”子方兄さん”だとは思いもしません。

傅柔を手元に置くことにした厳子方でしたが、財産や女を奪う海賊には加担しないと傅柔に拒絶されます。

嶺南水軍が隠し砦に襲撃に来ると、厳子方たちは傅柔を連れて撤退します。海賊の根城を聞き出していた楚慕が駆けつけると、傅柔が残した刺繍を見つけます。

第4話 まとめ・感想

傅三夫人の代わりに人質になった傅柔ですが、海賊が”子方兄さん”とは気づきません。それどころか傅柔に再会してウキウキの厳子方に、「略奪してて恥ずかしくないのか、男なら正々堂々と稼げ!」とお説教。傅柔はすっかり楚慕に心変わりしています。

荷物を仙黄せんこう島に送ったと聞いた傅柔は、刺繍で暗号を残しましたが、これを楚慕は解読できるのでしょうか?

第5話のあらすじ

海賊は仙黄島へ向かったという楚慕の知らせを聞き入れず、墜鷹ついよう島へ向かう嶺南水軍。三大幇主は墜鷹島に隠れているという四海幇の罠にはまってしまいます。

楚慕は1人で仙黄島に乗り込んで傅柔の救出を試みますが、すぐに見つかり、捕らえられてしまいます。傅柔が楚慕の命乞いをするので、自分と栄華を極めるより楚慕を選ぶのかと、厳子方は堪えきれずに2人を逃がします。

一方、傅柔の写し絵を見た陸棋は、陳家から婚姻証を買い上げ、側近になるよう傅柔に迫ります。強引に陸家へ連れて行こうとする陸棋に楚慕が勝負を挑んだことで、傅柔を賭けて御前試合で腕比べをすることに。

陸棋を勝たせるわけにはいかない楚慕は、再び無敵山荘で修行に励み、叔父から玲瓏れいろう棋譜を授かります。

後日、傅柔と将来を誓い合った楚慕は、傅柔を娶りたいと両親に伝えますが、商家の娘が魯国交府に取り入ろうとしていると、母親に猛反対されます。

その頃、積み荷を四海幇に略奪されたと知った陸雲戟は、荷の中身を見た傅家の者を口封じするために、傅家に火を放つよう命じ、陸棋は楚慕を酒館に呼び出します。

火が燃え盛る中、部屋に閉じ込められた傅柔は傅三夫人に救出されましたが、傅三夫人は柱の下敷きになり、命を落としてしまいます。

放火の証拠はなく、犯人も捕まっていませんが、楚慕は陸棋の仕業だろうと見当をつけます。しかし、傅柔を手に入れたいだけなら傅家に火を放つ必要がないので、陸家が傅家に手を下す理由が分かりません。

方や、太子が妃を選ぶと知らせを受けた陸雲戟は、愛娘の盈盈えいえいを長安へ送り出します。その道中、海に立ち寄った盈盈は厳子方に狙われそうになりますが、拾った貝の真珠を贈られて恋心を抱きます。

第5話 まとめ・感想

無事救出された傅柔は、楚慕と将来を誓って幸せ一杯だったのですが、家が放火されてしまいます。傅柔を嫌っていた傅三夫人が傅柔を助けたのは意外でしたが、そのせいで傅三夫人が犠牲になったと自分を責める傅柔。傅三夫人は傅涛と傅音を託して逝きました。

以上、『大唐流流~宮廷を支えた若き女官~』第1話~第5話のあらすじでした。

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