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紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「怒れる花海棠」のあらすじ

華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録第16話~第20話「怒れる花海棠」のあらすじをまとめています。(各話のあらすじはBS放送でのエピソード数になっておりますので予めご了承ください。)

前エピソード「彼岸花」第6話~第10話のあらすじ・ネタバレは ↓ こちらをご覧ください。

紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「彼岸花」のあらすじ
華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』第11話~第15話「彼岸花」のあらすじ・ネタバレです。”彼岸花”を演奏した2人が死に至った原因と薬物”ティアーズ”との関係は?

今回のエピソードの登場人物

王嘉徳ワンジアドー:嘉徳縫製店の店主。
趙綺夢チャオチーモン:斉夢。王嘉徳の妻。
銭戚月チェンチーユエ:斉月。豪富の愛人。
七姐:男装を好む用心棒。
孫祈雪スンチーシュエ:斉雪。鄭松の妻。
銭招娣チエンジャオディー:斉雲。魚売り。

第16話 怒れる花海棠①

天香ホテルで女性の死体が発見された。死体の状態は以下の通り

  • 右の頸動脈に創傷がある
  • 顔に傷を付けらている
  • 凶器は刃の厚い小型ナイフ

被害者は犯人ともみ合いになり、ベッドに突き飛ばされたようです。金目のものは盗まれていません。羅非は被害者の身なりに着目します。服は外国のサージ素材で作られた特注品で、誰もが買えるような代物ではありません。しかし、靴は傷んで、装身具も並みの品で、香水と口紅は安物でした。

被害者の服にあった玉縁を手掛かりに縫製店を探し回ると、嘉徳縫製店で見つかりました。被害者の服はここで作られており、遺体の身元はこの店の奥様だと判明。店主の王嘉徳に話を聞くと、妻は近所の李さんの所へ麻雀に行ったきり帰っていないと言います。

第17話 怒れる花海棠②

麻雀仲間の李さんは最近、被害者の趙綺夢とは会っていませんでした。綺夢は決して恨まれるような人ではなく、男性は彼女の声に虜だったと言います。一方、夫の王嘉徳は稼ぎが少なく酒に溺れ、暴力を振るっては殺すと罵っていました。

その後、趙綺夢から微量のストリキニーネと麝香が検出されました。これらは安価な避妊薬として使われます。つまり趙綺夢は娼婦で、電話をかけていたのは娼婦のあっせん者でした。

羅非は電話相手で趙綺夢を呼び出した李を探すため、逆探知用の電話回線を引きます。

第18話 怒れる花海棠③

逆探知に成功し、電話元の銭戚月を訪ねると、寝室で殺害されていました。最初の事件と同じ凶器で頸動脈を一突きされています。部屋から逃走した人物を追うと用心棒の七姐でした。七姐には趙綺夢と銭戚月以外にもなじみの娼婦がいました。

七姐によると娼婦は3人組で、残りの1人は孫祈雪。夫が肺を患い、妻の孫祈雪が生計を支えているそう。孫祈雪ら3人は蘇州の養護施設で育ち、16歳で斉女将の養子になりました。女将が3人を引き取ったのは妓楼で娼婦を育てるためでした。3人はすぐに妓楼の稼ぎ頭になりましたが、女将から酷使されて、川に身投げしました。幸い漁民に助けられ、それぞれ良き相手と出会いました。しかし、幸せな日は続かず、生活のために再び娼婦にならざるを得なかったようです。小曼が殺害された2人の写真を見せると、孫祈雪には心当たりの人物が…。

第19話 怒れる花海棠④

孫祈雪は斉女将が犯人だと疑います。以前、妓楼の子が男と駆け落ちした際、女将に顔を切りつけられ、駆け落ちした者は同じ末路を辿ると忠告されていたのです。小曼は、女将に殺されると怯える孫祈雪に護衛をつけます。

その後、孫祈雪のもとに警察を名乗る電話が入り、夫には行き先を伏せて家を出ます。しかし「斉雪、私を覚えてる?」と声をかけられた孫祈雪は警戒心を解き、殺されてしまいます。孫祈雪につけた護衛は撤収させられていました。

一方、羅非と小曼は孫祈雪たちの遺書を見つけ出していました。そこには”姉妹4人”とあり、分担して書かれた筆跡が4種類ありました。なぜか便箋の下が切り取られていました。手がかりが見つかった矢先、上海から孫祈雪が殺されたと知らせが入ります。迷宮入りかと思われましたが、満庭芳の斉女将から話を聞き出し、李という人物が浮上します。

第20話 怒れる花海棠⑤

斉女将の供述では、かつて李という男が斉雲に身請けの金をよこしたのですが、自殺騒動に紛れて大金は消えていました。犯人の次の標的は斉女将だと気づいた羅非でしたが、すでに殺害されていました。殺人現場には凶器のナイフが落ちており、魚売りの女の姿がありました。その女が斉雲でした。

李家の御曹司と出会った斉雲。身請け金をくれた李は、交通事故で亡くなりました。斉雲は彼の後を追うつもりでしたが、斉夢ら3人に止められました。話し合った結果、4人で共に死ぬことに。斉雲は遺書と共に身請け金を新聞社へ送り、李家に返すよう頼みました。斉雲は斉夢がポストに投函したのを見ましたが、封筒がすり替えられていたことには気付きませんでした。金に目がくらんだ3人は斉女将を騙した上、斉雲だけを自殺させ、金を奪って逃げたのです。

ところが斉雲は九死に一生を得ました。助けてくれた漁師と暮らし始め、子供を授かりました。数日前に上海に立ち寄った際、偶然斉夢を見かけて後を追うと、斉夢は全てを白状しました。しかし、斉夢に殴られてもみ合いになり、仕方なく刺したのです。騙されたことを知った斉雲は、他の2人を見つけて殺害しました。その後、魚売りとして最後の仇討ちをしたのです。

小曼は叔母への手紙に、今回の犯人は気の毒な女性で、歪んだ社会が生んだ不幸な境遇に同情しつつ、人々に信念があれば未来は明るいものになるはずと綴りました。

その一方で、晋商会の裏金はまだ戻っていません。上海に黒龍会が作れるほどの金額です。キャプテンは牢にいるとはいえ、巨大組織の影が見られます。

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