紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「連続放火」のあらすじ

華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録第21話~第25話「連続放火」のあらすじをまとめています。(各話のあらすじはBS放送でのエピソード数になっておりますので予めご了承ください。)

前エピソード「怒れる花海棠」第16話~第20話のあらすじ・ネタバレは ↓ こちらをご覧ください。

紳士探偵L 魔都・上海の事件録|「怒れる花海棠」のあらすじ
華流ドラマ『紳士探偵L 魔都・上海の事件録』第16話~第20話 「怒れる花海棠」のあらすじ・ネタバレです。連続殺人の犠牲者は家庭を持つ娼婦たち。娼婦に恨みを持つ人物は誰なのでしょうか?

今回のエピソードの登場人物

鄭遠ジェンユエン:大世界警備の部長。
王積富ワンジーフー:新林新聞社会部の編集長。
王夫人:王積富の妻。
陳順昌チンシュンチャン:華通大学化学科助教授。
杜金保ドゥージンバオ:消防隊員。
江城ジャンチョン:新派の画家。
趙大同チャオダートン:公董局の高官。
方礼斌ファンリービン:新南洋機械工場の技師。
チャーリー金:利査洋行の役員。

第21話 連続放火①

上海租界を連続不審火が襲っていました。火災は3週連続で日曜に発生していますが、サボイ刑事部長は記者会見で、タバコの不始末が原因で事件性はないと説明します。しかし、その会場に紛れ込んでいた羅非は連続放火を主張します。次の火災を阻止するため捜査を始めた羅非が火災現場へ向かうと、犯人は放火だと思わせない策を凝らしていました。

警察署に多くの情報提供が入る中、王積富の夫人は放火魔の姓は金で、次の狙いは我が家だと警護を求めます。1件目の不審火が報じられた時、王積富は一大事が起こると騒ぎだしました。その後、次々と火災が起きると王積富は正気を失い、家中を呪符で埋め尽くすなど魔物の襲撃を阻止する措置を取り始めました。

第22話 連続放火②

王積富に話を聞いた羅非は、すべてに根拠があり精神は病んでいないと見ますが、何かを隠していると疑います。

その後、王積富が何者かに襲われ、犯人が落としたアンプルのTSDを調べると、それは霍文斯心療所で処方された物でした。新型の強力な鎮静剤で、過剰な投与は幻覚を起こさせ、自白剤にもなります。

霍先生に捜査の協力を求め、TSDを処方した12人の中から3人が容疑者として浮かび上がりました。1人目は大学の助教授・陳順昌。被害妄想の症状が見られます。2人目は火災現場から5人の命を救った消防隊員・杜金保。夢遊病者で眠ったまま火事現場に向かっていました。そして3人目の有名画家・江城には妄想障害が見られます。

第23話 連続放火③

日曜になると杜金保に不審な動きがありました。杜金保の部屋から灯油と木綿が見つかり、壁の地図には3件の火災現場と王積富の家に印がつけられていました。さらに映画館にも印があったことから次の標的とみなし、刑事全員で周囲を張り込んで消防車も配置させます。しかし、これが犯人の狙いで、手薄になった王積富の家が放火されました。その場にいた杜金保は署へ連行されます。

杜金保は夢遊病を患っていると診断されて治療を受けましたが、治ったと思い通院をやめました。ところがあの夜、真っ先に現場へ駆けつけたのは杜金保で、家に帰ると灯油と木綿があり、地図には印があったことから放火したのは自分だと思いました。映画館に印をつけながら王積富の家へ行った理由は分からないといいます。

第24話 連続放火④

杜金保が真犯人だとは思っていない羅非。4件の被害者の過去を調べてみると、10年前に仕事を辞めていることが分かりました。王積富は10年前は匯旗銀行の部長でした。趙大同は利査洋行の部長で、方礼斌は永和機密機械工場にいました。そして、鄭遠は匯旗銀行の警備をしていました。4人は10年前、同じ時期に仕事を辞めています。

10年前、匯旗銀行からダイヤモンドが盗まれました。利査洋行のチャーリー金は全財産をダイヤモンドに換えて匯旗銀行の貸金庫に預けましたが、翌日には跡形もなく消えました。犯人の手がかりは皆無で、チャーリー金は損失の大きさに精神を病み、オフィスに火をつけて自殺しました。この事件は迷宮入りしましたが、突如として糸口が見えてきました。

不審火の被害者はチャーリー金の部下と匯旗銀行の職員で、残る1人は金庫に詳しい技師です。王積富が言っていた”金さん”は杜金保ではなく、チャーリー金のことでした。放火犯の逮捕にはダイヤ盗難事件の解決が先決となりました。

翌日、羅非は匯旗銀行で実際に貸金庫を借り、10年前に4人が職権を乱用して金庫を破った方法を説明して見せます。しかし、手提げ金庫の警報装置に大きな謎が残ったままです。羅非は27日後に真犯人が必ず分かると断言します。

第25話 連続放火⑤

ダイヤ盗難事件から10年後の今日、鍵を持ってやってくる人物を待っていた羅非と小曼。匯旗銀行の金庫室に現れたのは、驚いたことに霍文斯でした。羅非はダイヤ盗難事件を説明し、手提げ金庫の警報装置の謎を解きます。ダイヤモンドは10年間ずっと貸金庫にあったのです。

1か月前にカルテを見た際、番号が1つ飛んでいるのに気づいた羅非。催眠治療を受けていた趙大同のものが隠されていました。治療の最中にダイヤ盗難の真相を知った霍文斯は、TSDを投与して仲間の名前と暗証番号の一部を聞き出した後、家に火をつけて殺害しました。同じ方法で方礼斌と鄭遠を殺害し、夢遊病者の杜金保に日曜に徘徊するように仕向けて火を放ちました。同様に王積富を殺害するはずでしたが、羅非たちの邪魔が入ったので、翌週、映画館で放火が起きると思わせて王積富を殺害。当日のアリバイは患者を使って偽装したものでした。

小曼は叔母への手紙に、犯人は尊敬する仲間だったが、どんな人でも自分で人生の道を選ぶもので、正しい方向へ歩む人には正義と信念が必要だと綴りました。

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